今年のPTの国試の学校別の合格率を見て驚いたのですが、北海道のとある学校で入学定員の1.5倍の人数が受験しています。
と言うことは少なくても定員の1.5倍以上の生徒を入学させているということですね。

その結果国試の現役の合格率は道内で最悪、全国でも最低レベルになっています。この学校の新卒の受験者の
4人に一人は不合格です。全国的には10人に一人しか落ちません。つまり全国の半分しか合格しないということです。

国試は現役で合格しないと過年度では非常に難しくなります。そしてその間就職も出来ず収入も保障されません。それは得られるはずの将来の退職金や年金にも影響を与えます。

これは高い授業料(300万円以上)を払った学生に対する詐欺的行為です。

平成26年に指導調査を厚生局から道に移管するにあたって、総務省から道に指導の強化を指示されているはずなのにそれを全く無視しているということです。

経営者は俺が謝りに行けばそんなの何の問題もないと言ったという話も聞きます。
こうした倫理観に欠ける経営者が専門学校を経営して良いのでしょうか。
また学校と道の癒着はないのでしょうか。これでは疑問に感じてしまいます。
道はどの程度厳しく学校を指導をしているのでしょうか。

これは学科の先生たちの問題ではまったくありません。経営者に非常に大きな問題があるのです。