フジテレビ
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東京医科大学の不正入試問題で、第三者委員会は、
過去の入試で政治家の依頼で特定の受験生を補欠合格させていたことを、
新たに明らかにした。

29日夜に公表された報告書は、2013年の看護学科の一般入試で、
特定の受験生について、国会議員から依頼を受けた臼井正彦前理事長が、
「どうにかしてもらいたい」と職員に指示し、補欠合格させたと指摘している。

議員の名前は、明らかにしていない。

また、過去の医学科の推薦入試直前に、「試験問題が手に入った」などと、
予備校で言いふらしていた受験生が、実際に小論文でトップの得点を取っていたことを指摘。

問題が漏えいしていた疑いがあることが明らかになった。

報告書はさらに、特定の受験生の優遇と寄付金に、関連がある可能性も指摘している。