ちょっとした事情通だが、まあ参考までに。
お役所が考えていることは医学生、研修医の白痴化。
今後、医者は2種類になる。専門医と一般医。専門医は中核地域のみ。
高額薬品を処方できるのが専門医のみ。専門医といっても特定の病院の、な。
誰でも高額薬品を処方ができる現状では医療コストがかさむ。処方を制限することで
社会的コストを下げる。アクセスを悪くする。
20年前はそんなこと倫理的に許されない、といわれていたよ。でも、オプジーボは
制限が事実上されている。

若い医者は99%は一般医に自然にさせられるだろう。経験をさせないように労働基準を
厳しくした。当然、医療のキャパシティーは限られているから医者が働かなければ医療コストも
制限される。人的資源を維持できない中小病院はつぶれていく。医療の形態が変わる。
20年前と今は大きく変わった。
その次に来るのは、限られた収益の中で医者の給与が変わってくる。これまでは給与に格差なんてなかったのにね。
今後、10年程度で40歳になっても1000万も行かない医者が多くでてくるだろう。都心部ではね。
今もすでにそうなってきている。バイト先もなくなってきて、リアルに地方に行かないと仕事がなくなる。
15年後くらい?かな。ざっと医療需要減り、供給過多になる。今の研修医くらいが40歳くらいになったときかな?
東京では恐らく、99%の1000万位以下のプレイヤーがゴロゴロ出てくるだろうね。
東大か慶應のネームバリューがある医者くらいかな?生き残れるのは。

総合診療ブームもその布石だよ。某大学の40歳くらいの総合診療教授がやたらとフィーチャーされているだろ?
モデルケースとして必要なんだよ。GIMなんてアメリカでは最も地位の低く、収入の低い医者。
ホスピタリストとか躊躇なくいっているけど、ようは一生レジデント業務やっているのと一緒。