ネットでは車に乗っている人のことを四輪者、乗らない人のことを非四輪者と呼ばれている。
車は嗜好品にも関わらず、その外部不経済(他人にかける迷惑)は嗜好品の中でも群を抜いている。
車の三大害は「自動車殺人(自動車傷害)」(年間360万人が死傷)、「受動排ガス」(肺がんリスク7240倍)
、「車があることによる犯罪の増加(治安の悪化)」(自家用車禁止なら犯罪は8割減)で
あるが特に問題になっているのが受動排ガスである。受動排ガスをyahooで検索すると10万件近くヒットし
どれだけ多くの非四輪者が不快に思っているか想像するに容易い。そもそも受動排ガスとは何を指すのか?
オンライン辞書で調べると、次のように定義される。「車の排気ガスにはたくさんの発がん性物質有害物質が含まれている。
車に乗らない人が排気ガスを吸うことで健康被害を受けることまたは排気ガスを吸わされること。」と載っている。
たしかに車に乗らない人からすると排ガスは臭いだけではなく、気持ち悪くなるのはわかる。
非四輪者の中には「車の排ガスは毒ガスだ!(自動車用の)ガソリン1リットル千円!自動車税年間100万にしろ!」と
言う人も多い。そうした人のことを嫌車家(けんしゃか)と呼ぶが年々、四輪者の減少とともに嫌車家も増えている。
先日、都内の某IT企業の社長とお話をする機会があったのだがその会社では社長役員を含め全員非四輪者だという。
また四輪者は3年前から採用してないと話す。その理由を聞いてみたら「会社っていうのは社会をよりよくするために
あるものでしょ。車が原因で日本だけでは年間30万人が亡くなっている。車は非常に危険な乗り物だし、他人にも迷惑が
かかる。少なくとも自家用車に限れば他人にとって百害あって一利なしなんだから日本でも全廃にすればいい。
車に乗っていいのは警察や救急車、公共バス、運送会社の社員だけでいいと思う。

引用元:日本産業健康新聞