騒音トラブルで不満か 58歳女が居住アパートに3回放火(神戸新聞NEXT) - Yahoo!ニュース
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3回にわたり兵庫県小野市のアパートに火を付けたとして、現住建造物等放火の罪に問われた住所不定無職の女(58)の裁判員裁判の初公判が10日、神戸地裁姫路支部(藤原美弥子裁判長)であった。女は起訴内容を認めた。

起訴状によると、昨年3月、当時住んでいた同市のアパートの留守部屋に、無施錠の窓から火を付けた雨がっぱを差し入れ、床や天井約35平方メートルを焼損させるなど、同アパートに3回放火したとされる。

 検察側は冒頭陳述で「他の居住者の騒音や、それを止められない大家に不満を持ち犯行に及んだ」と指摘。弁護側は「いずれの事件も自らが近隣住民や消防に通報しており、結果的に被害の拡大防止につながった」と述べた。

 女は鑑定留置を受け、刑事責任能力があるとして今年3月に起訴された。