しかし、衛生環境の向上とともに疾病構造が感染症から生活習慣病に代わり
始めるとともに、検査自体が用手法からオートメーションに変わり
病院内に大量の人余りが生じ始めます

そこで、衛生検査技師業務(名称独占のみ)に生理機能検査(業務独占)
をくっつけて臨床検査技師資格を作り、移行処置で衛生検査技師が
臨床検査技師になれるようにします

今に思えばここで大きな失策がなされたかと思います

世界的に見れば、検体検査、細胞診、エコー、生理機能検査は全て別の資格です

ベースが違う内容を何でもかんでもやれる代わりに各知識はかなり薄いという
構造が資格がない人でも同程度のことがやれるんじゃないかという状況を
作ってしまいます
この辺は労働力が欲しい医師側の都合でこのようにされた面が大きいです