そもそもデザインってのはファインアートなんだよ。
絵画と違うのは、着眼点を「真理」に絞ったって事。
真理っていうのは全ての人に平等、同等、共通なのさ。時間や生命
がそうである様に。真理には変化や例外という概念はないから、
全ての人にとって共通だからこそ、簡素に規則化したり整理し得る
(要素が少なかったり、単純という事ではない)、
つまり共通言語(「言葉」の意ではない)に近い存在になれる。
結果アートの1分野にかかわらず特化していった。
時代がバウハウったのも是等に起因するって訳。
けれど、規則化や整理が可能な理由を知らず、これらをはき違えた
おバカさん達が勝手に「デザインとは」みたいな「偽デザイン
かるちゃ〜」を作った。要はデザイン風なだけ。規則化や整理も具
象世界の見た目の事じゃないのに、デザインちっくなる言葉がまか
り通ったり、挙げ句の果てに「デザイン?、模様みたいの」なんて
言われる始末。
デザインから派生して、一般大衆の共通感覚に訴える表現を技術屋
や、職人として生活費の為に仕事をするのは全然オッケーなわけ。
けど、一般と真理は同じではないから、結局仕事はデザインとして
アートへは昇華し得ない。(デザインとしてでなければ可能)
その事が解ってないから、商業、就職とデザインが同一線上で語ら
れる(絶対あり得ないのにネ)。
社会人とか、仕事は関係ない。働くのは単に生活する為で、デザイ
ンはライフワーク。