美術館で働いてたことあるんだけど、その日は同僚が壁にある不要な標識を取り除く作業をしてたんだ、
壁に接着剤でしっかり貼りついてて中々取れないからコテをバンバン打ち込んで削るように取ってた、そして作業の途中で彼は休憩に行ったんだ、その時にちょうど日本人のお客さんと一緒にとある有名な批評家もやって来た。
その批評家は同僚の作業途中の壁を見るなりこう言った「これは作者の怒りと苦悩を現している芸術作品なのです。」
その日以来現代美術ってのは冗談みたいなもんだと思ってる。