一次で落ちた連中は自分を省みた方がいい。
二次ですら落ちる意味などない。
落ちた理由を他人で精査していても成長なし。
この先表現者として歩む道に芸大入試ほど単純なものはない。

芸大の教授が選ぶ回答は出題の意図に全て込められている。
求められているのは単なる技術力や付け焼き刃で借りてきた発想での表現力ではない

一次も含め4日間でしか問われない試験であるがゆえに
その4日間の出題に意味を与えられる作品のみを評価する。

昔から変わらないが何故このような粗削りの技術でも評価するのかは単純明快。この4日間は55人と教員で作られる4年間のためにあるからだ。
こんなにわざとらしく揺さぶり簡単でやさしい問を与えているにも関わらず今までやってきたことのみに当てはめる発想や表現しかできないやつが4年間何かを自ら模索し表現できる訳がないからだ。
実際過去に技術力だけが高い学生が入学後も入試の絵を4年間描き続けたり
教授をただ論破すべく作品を作り卒業していくものが多々いたからである。

答えなど昨日の自分ですら決めることはできない。今その瞬間でしか明日は作れない。
怯えすがるだけのものに未来は開かれない。