8月3日に内閣改造を行った安倍晋三内閣の改造当日に発売された『週刊文春』に、
加計学園の公職選挙法違反の記事が掲載された。
記事によると、加計学園が経営する岡山理科大学、倉敷芸術科学大学および千葉科学大学に
所属する事務職員が、2009年8月に行われた総選挙において、安倍首相の選挙区に応援として派遣されたという。
2009年の総選挙といえば、与党第1党だった自民党(当時は麻生太郎首相)が大敗を喫し、民主党政権が
誕生した総選挙で、安倍首相も自身の選挙区で苦戦が予想されていた。
ところが、加計学園から来た応援のおかげというわけではないだろうが、
圧倒的な得票で当選を果たしている。
「安倍首相の事務所はこれを否定していますが、事実ならば時効とはいえ、今井絵理子議員の不倫騒動も吹っ飛ぶ事案でしょう」(全国紙政治部記者)