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昔は、写真撮影には大変な技術が必要で、構図・ピントはもちろん、適正な露出、被写体に合わせたフィルムの選択、さらに被写界深度とシャッタースピードの選択など、習得しなければならないことがたくさんあった。暗室技術でも同様にry
今ではほとんどのプロセスが自動化・デジタル化したため、専門家と素人の差がわからなくなった。誰でも写真家を気どれるようになった。だから、おっしゃる困惑はごもっとも。

万能キーのような解決策はないけれど、幾つかヒントを。解説は省略。
・大好きな尊敬する写真家にどっぷりハマろう。その世界観から抜け出せないほどに。
・出来事に対する感受性。あなたならではの被写体を持とう。給水塔の人もいたよ。
・広義のイメージ制作者として。絵画や映画の工夫に気付こう。
・鉛筆で「撮る」。試みに、自分の絶対に撮りたい「図」をスケッチブックに細部まで指定してみよう。そしてその通りに撮れる技術を。
・優れた写真論との邂逅。「多数決」とは違うが、優れた眼、優れた頭脳に写真がどう見られているのかをきちんと理解しよう。そして、「内なる批評家」を自分で育てよう。間違っても教授なんかに尋ねるな。それは論争相手として君に用意されたものだ。