相場の世界に完全勝利なんかありえない。
なぜなら未来はだれも知らないから。
あらゆるテクニカル指標のデータは、過去から現在までの4本値で計算されている。
もちろん『ヤマト』というソフトがテクニカル指標の一種であるなら例外ではないはず。
思うにテクニカル指標というものは、どう足掻いても過去のトレンドやレンジなど動向を現したに過ぎない。
つまり後付けからは抜け出せない。
これはすべての指標に共通する宿命。『一寸先は闇』。
つまり現在の正確な動向を知ろうと思えば、『未来』の4本値のデータが必要になってくる。
だから、この世には、100%の相場観など物理的に存在しない。
天底の判断の解釈も後付けならだれでも判断できるはず。
もし現在が天底であることを正確に判断しようと思えば、未来の値動きを知っている者のみ可能ということだ。
つまり、神か未来人しか成し得ない技である。
したがって、神か未来人でない限り『完全な相場観』というものは、完全な後付けペテン師の語り文句であることが限りなく100%に近い。
普通に判断して、上昇か?下降か?の確立は50%。
100%的中は不可能まずありえない。
51%から99%は、可能だが期間が限定され、限りなく50%に近づいていくはず。
相場は勝ちがあれば、必ず負けがある。
ならば50%のテクニカルで上等・・・・
勝率も勝てる要素だが、
勝率だけではなく、負け相場とどう向き合うか。
いかに効率よくうまく負けるか?
そしてトータルで勝っていく!
未来の相場データを知らない今を生きてる人間様なら
これしか勝ち続ける方法はないはずだ。
FX・CFD・CX・株その他の相場すべてに共通するはず。
偉そうなことを書いたが、10年間トレードしてみた結論だ。
ただ絶対勝率にこだわった顧問など、役に立たない。