おおそれは残念ですね〜ありがとうございました〜。

カードキャプターさくら、
アニメ途中で挫折してるんだよな〜。
いちゃいちゃがかわいいんだけど、
かわいいんだけどあああってなる。
クリーニングしてまた見てみるか。

漫画ならまだささっと見て流せるからな。
漫画もやっと面白くなってきた。
こうなってくるとちょっと漫画の文法が古い感じも気にならないな。

さくらがクリアカードをゲットしていくのは、
夢枕獏の陰陽師で見た式神のつくりかたに近い。

晴明が博雅に、名というのは呪だ、という話をするくだりがある。
名をつけること、名を呼ぶことも、短くて強力な一種の呪だという。

晴明は、庭の藤の木に蜜虫、という名をつける、
すると藤の木の精が人の形をとって、命に従いはじめる。

名前をつける、というのは認識する、ということでもある。

さくらの混沌とした魔法の力が、
なにか意識にきっかけが訪れることで、
形をとる、なにかの現象になってあらわれる。

さくらはその現象を観察して、
名前を直感する。そして固定する。
そうすると現象を起こしていた力が
カードになって使えるようになる。

奇跡、創造、魔法の力は無辺にあるけれど、
なにか方向性を与えてやらないと何もおきない。
全知全能で、零知零能のままだ。

方向を与える、というのがつまり名で、言葉で、イメージだ。

式神、というのは名で顕現させて、呪が効くくらいの神様だが、
まあもっと高レベルな神様をクリエイトすることも不可能じゃない。
人数を揃えて、意識を揃えて、ああしてこうして・・・。
あれだ、クトゥルフとかスパゲティモンスター教とかをやる要領だww
ま、クリエイトするより、既存の存在にアクセスすることになるケースが大部分だと思うが。
しかしシータヒーリングのアタナハはそんな感じがするぞあれは。