岩手県岩泉町の伊達勝身町長(74)による岩手日報社女性記者へのわいせつ事件の背景には、アニメの影響があることがわかった。

 問題のアニメは、フジテレビ系列ノイタミナ枠で放送されている「いぬやしき」(金曜 0:55 - 1:25 原作奥浩哉)。
 同アニメには、大量の人が死ぬシーンがあり、深夜にこのシーンを見た伊達町長は、2016年8月の台風10号の豪雨や東日本大震災のことがフラッシュバックでよみがえり、心的外傷後ストレス障害(PTSD)をぶり返したという。

 同アニメの主人公は、伊達町長と同じ高齢の男性であり、遠方の話し声を特殊な能力の聴覚で聞き取り、危機に陥った人を助けにかけつける設定。伊達町長が、女性記者の声が聞こえたと錯覚し、助けに駆けつけた背景には、同アニメの影響があると思われる。

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