さあ明日は手術だと言う夜

眠れなくて
消灯後だと言うのに
点滴の支柱をガラガラさせながら見晴らしのいい窓辺に腰掛け夜景を見てた

眼鏡を外してたから外の景色なんかぼやけてて
灯りがが丸く浮き出てちょっとファンタスティックだった。
涙が止まらなかったね

一人娘で親を看取ることもできないのか?
こんな娘でごめんねって

今余命宣告を超えて元気に日常を過ごせてる
どうかこのまま
せめて親を看取れるまで