>>801
いかに胆汁の発生を減らして二次胆汁酸が生成されないように
するかが重要で和食と言っても毎日すき焼きや天ぷら食ってちゃ
意味が無いと思う

国立研究開発法人 国立がん研究センター 社会と健康研究センター 予防研究グループ
大腸がんのリスクファクター|固形癌の疫学
http://epi.ncc.go.jp/images/uploads/inoue.pdf

1.食事要因
 前述したように,わが国における食生活の欧米化は,
大腸がんの発生に深く関連していると考えられている.
1 脂肪・肉類の摂取
脂肪や肉類の高摂取が危険要因として重要視されてい
るが,脂肪のなかでも特に動物性(飽和)脂肪,そして肉
類のなかでも特に赤肉(動物性蛋白)の高摂取が大腸がん
のリスクを高めると考えられている.これは大腸がんの
世界分布が肉の消費量と正相関することや,大腸がん発
生率の高い米国人の食事の全熱量中に占める脂肪の割合
が非常に高いこと,米国日系移民での発生率が白人並み
かそれをしのいでいること,さらに米国の菜食主義者で
発生率が低いことなどからも裏づけられている.
 これらの脂肪や肉類高摂取による発がんの機序は,以
下のように考えられている.すなわち,動物性脂肪の摂
取は発がん促進作用のある二次胆汁酸の生成を高め,こ
れが大腸粘膜に作用して発がんのイニシエーターやプロ
モーターとなる.赤肉など動物性蛋白の加熱によっても
発がん物質が生成される