>>491-492
このPDF文書は余計な事を書きすぎ。
感染の危険が大きいのは、現在では「一時的」な中心静脈カテーテル留置にしか使われない方法、
すなわち、管が皮膚を貫通した状態のままドレープなどで覆った場合。

CV(中心静脈)ポートは、皮膚の下に埋め込んでしまうので、皮膚が傷つかない限り感染の危険は低いです。
ポートの中にはセプタムと呼ばれるシリコンゴムの層があり、針が刺さっていなければ皮膚側とカテーテル側が分離される構造で、
使用時だけヒューバー針という特殊な針を刺してセプタムを貫通させます。針を抜けば末梢血管からの点滴と同様、当日の入浴もOKです。

カテーテルを入れるときの合併症(動脈や肺を刺してしまう事故)も、超音波を使わずに手探りで入れていた時代には珍しくありませんでしたが、
現代のまともな術者なら必ず超音波ガイド下で行ない、必要があれば造影剤を使いながらX線透視も併用するはずですので、リスクは非常に低いはずです。

こっちの国立がん研究センターの説明の方が適切だと思います。
https://ganjoho.jp/public/dia_tre/attention/chemotherapy/route.html