父親は緩和治療で楽になって、余命を言われていたのに良くなってきた気になって、在宅酸素しながらもよく食べよく眠り、自宅で友達を呼んで毎日朗らかに過ごし、お取り寄せで美味しいものを食べて過ごしていた。
なくなる前の晩、「今日は眠いな。なんでこんなに眠いんだろう」と言うので「無理せず寝たら?そのほうが体に良いよ。体が眠りたいんだから逆らわないで」と答えた。「そうだね」と言って寝て、そのまま意識が戻らなくなり翌日夕方に死亡。

トイレ歩行できる状況から2日で死亡したけど、緩和の主治医から1週間前に「あと1週間無いかも」と私は言われていた。状態が安定していたので、本当かなと思っていたけど当たっていた。
父親は若い頃100メートルを10秒台で走る元気な人だったので、心臓が強くて肺癌なのに最後まで頑張って歩こうとしていたな。