>>288
実はうちの母は在宅の時手首を
切りました。腰椎転移が発覚し
抗がん剤治療を終了し緩和治療に
入る直前でした。緩和=死ぬ、という
絶望感と不安と、激痛に耐え切れず
です。二世帯住宅で暮らしていましたが、家族も仕事などで不在が多く、
ひとりで抱え切れず、いっそのこと
もう終わらせたいと思ったそうです。

ホスピスでも当初本人の精神不安を
心配されましたが、常に見守られて
いる安心感と、疼痛コントロールも
即座に対応してもらえて楽になった
ことで落ち着きました。

母は本来は明るく精神的にも
落ち着いた人柄だったので、現場を
目撃したときには衝撃を受けました。
がんとはそれほど壮絶なものなの
ですね。