医療側が儲からないような治療法って
患者から見て期待したくなるものでも
あんまり熱心に(大規模に)研究されないみたいだよね。

頭頸部の小線源治療なんかも、治療成績はいいのに
絶滅危惧種とか言われてる。理由の1つに、
建設コストの大きさ(分厚い壁の隔離病室が必要)なんかが言われるけど、
その一方で、粒子線治療施設なんかが
普通の放射線と治療成績の差が総合的に大々的に違うわけでもないのに
全国にバンバン作られたりするのと対照的だ。
あれはイメージ先行?で夢の治療法みたいにメディアで取りざたされてた。
多分、保険会社(先進特約)や電力(原発推進)その他もろもろ
純粋な治療効果云々とは別次元の力学が働いてるからだろうと思ってる。
そういう力を覆すほどの力は、本流の研究者(医者含む)個々人にはないんだろう。

だから亜流で三大治療以外の何かをチマチマ実践する医者たちが出てくるんだけど
症例数やデータの取り方にはハクがつかないよね。
そこにつけこんでインチキで儲けようとする輩まで絡んでくるから、ますます信用度が下がる
という悪循環。