神戸市交通局は12日、市バスを運転中、ドライバーに暴言を吐いたとして、バス運転手の男性職員(37)を停職3カ月の懲戒処分とした。

 交通局によると、10月27日午後、同市垂水区のバス停で出発しかけた際に追い越した乗用車に激高し、クラクションを鳴らした。乗用車を降りて抗議した男性に「バスが方向指示器を出したら道を譲るのが当然」「免許取って何年になるのか」などと言い返したという。処分理由について同局職員課は「サービス業として対応が不適切」と説明した。