>>53
方向幕が回る時「カチッ」って音を聞いたことない?
方向幕をよく見たらわかると思うけど端に穴が空いていて、その穴にセンサーが入った時にカウントを取る。「カチッ」って音は穴にセンサーが入った時に鳴る。
方向幕を入れ替える時にカウンターをリセット(カウント0に)し、上に何回、下に何回反応したかの差を加減し、幕を表示する。
しかし、走行中(だけではないけど)に幕が回る時運悪く穴にはまるタイミングでセンサーが跳ねて、カウントを取らなかった時に幕ズレが発生する。また、幕ズレを手動で修正した際センサーをきちっと穴に入れていない時にも幕ズレが再度発生する。
従って、機械が古いから幕ズレが発生するのではなく、簡易的なシステムを採用しているから幕ズレが発生する。

京都バスの方向幕はあらかじめ方向幕に黒の横棒(−や=な感じ)を定められた配列で印刷し、センサーが読み取って数字を合わせる方式。
センサーを使うと走行中でも幕ズレの発生が抑えられるばかりでなく、万一ズレてしまったとしても再度始動すれば正しい位置に戻ることが多い。(戻らないことが希)
この方式の欠点は幕を長期間使用した場合、横棒の印刷部がセンサーで擦られてしまい番号情報が狂ってしまうことがある。

また、方向幕に中心に黒棒を印刷しそれをセンサーで読み取りカウントを取る方式のものもある。