南予地域観光のバス乗車率9割01月15日 08時08分ttps://www3.nhk.or.jp/matsuyama-news/20190115/0002952.html
西日本豪雨で大きな被害が出た南予地域に観光客を呼び込もうと、期間限定で運行された宇和島市などを500円で
めぐる観光バスの利用者は450人余りで、9割に近い乗車率だったことがわかりました。
愛媛県は今後もさらなる復興支援策を考えていきたいとしています。
愛媛県は、豪雨の被災地に観光客を呼び込んで復興につなげようと、旅行代理店や航空会社などと連携し、
松山市を出発して宇和島市などをワンコイン・500円でめぐることができる観光バスを去年10月から2か月間、
週末限定で運行しました。
このほど利用実績がまとまり、期間中、あわせて13便520席が用意された観光バスは455人が利用し、
乗車率は87%だったことがわかりました。
当初の2便の乗車率は半数ほどでしたが、その後は順調に利用者を伸ばしてほぼ満席状態だったということです。
また、連携して取り組んだ航空会社を通して予約した人が100人程度いたことから、県外からの利用者は2割ほどに
上るとみられるということです。
愛媛県は「多くの人たちに利用してもらい南予地域に観光客を呼び込むことができた。
今後、さらなる復興支援策を考えていきたい」と話しています。