さらば、FRPトイレ
2017-11-17 06:52:11
テーマ: ブログ

札幌市営地下鉄駅構内におけるFRPトイレがいよいよ『絶滅』することになる。

間もなく改修により消滅するFRPトイレ

和式大便器のイメージ図。足場が30cm四方の2か所しかないため、使いにくかった。

今年度、最後まで残っていた北13条東駅と東豊線大通駅改札内トイレが改修されることによって、絶滅となる。
かつて、札幌市営地下鉄駅におけるFRPトイレは定番となっていて、最盛期には3路線30駅に設置されていたが1994年度以降、順次一般的な陶器製便器に改修された。
FRP製トイレの和式大便器はデビュー当時、デザイン的には斬新な印象を受けたが使い勝手が悪く、足場が不安定な二ヶ所しかないため評判も悪かった。老朽化が進むと足場の板がぐらついているものもあり、使用をためらうこともあった。
そんなFRP製トイレも足かけ23年で全面改修されたことになる。