『21年度目標に開業 盛岡・新バスセンター』
https://www.iwate-np.co.jp/article/2018/5/28/15231
盛岡市は新盛岡バスセンター(仮称)の整備基本方針をまとめた。
バスターミナル部分は市が整備し、付帯施設は公募で選定する民間事業者が建設し運営する。
パブリックコメントの後に整備基本計画を策定し、2020年度までに建設事業者やテナントを選定。
21年度のオープンを目指す。

新バスセンターは、以前と同規模のバスターミナル機能を維持し、バス事業者と連携して交通アクセス向上と利用促進を図る。
市の公民連携事業導入可能性調査によると、高齢化で公共交通機関の重要性は高まるが、採算面から市の負担で整備すべきと判断した。

付帯施設は市が土地を貸し、民間事業者が建設・運営する。
市民や地元事業者の要望も取り入れ、市街地活性化や交流促進につながる施設を目指す。
コスト削減のためターミナルと同施設は一体的に整備する。
同調査では、建物は低層型(3階建て程度)が望ましいとしている。

公共性と民間企業の経営感覚の両方が必要なため、代理人方式を採用。
市の第三セクター盛岡地域交流センターが市の代理人を務め、事業内容や民間事業者の公募・選定に当たる。