>>355
常識人より詳しいわけではないが

鎌倉武士とは言うけど良い国つくろう鎌倉幕府でおなじみだがそれまでの2-300年ほどで
土農やら豪族みたいなのが幅を利かせて行きついた先が戦闘集団のような「家」や「一族」。

源平合戦があーだこーだ始まる3-5世代前まで別に高貴だったわけじゃないし
官位があったわけではなく「成り上がる」ために戦争してる集団だったわけだ。
それが家(平家や源氏)について組織化していき最終的に戦争になって武士になっていく。

要するに武士とはいえ野党のような輩も多く、戦時の略奪は世の常。
分取りは戦争のご褒美なわけで畜生というより当時の常識。


ほんでそれが源平終わって鎌倉終わってと流れていくとだんだんと組織化して
最終的に幕府体制に行きつく。当然戦国時代と江戸時代の元禄などでは違う。
漫画なんかにもでるけど徳川は如何にして諸家を削ることを考えているので
官位や所領で釣りあげる。そうなればそれを得ようと気に居られないとならん。
そこで所作や礼儀やその他文化になじむように武士の在り方が変わる。

当然そこへ勤める藩士や下級武士?にも求められるものが変わっていく。

そんなこんなでやたら美徳が残される武士のありようというのは如何に格を保つかが多く
この辺は戦国時代以降の使える立場になってからの話で、鎌倉幕府のころまでのような
「全国」みたいなことを言っても結局統治出来てるのは中央だけみたいな時代とは異なる。

当然が多くなるけど当然鎌倉のころは大河ドラマなどに出てくるようなきらびやかなものじゃない。
数かい前の大河だかで平家関係をやったが視聴率が伸びなかったのが有名だが
忠実に再現しすぎてみすぼらしいなりと貧相な街並みが不評を買ったからだと言われてる。

とかなんとかな。