昭和には団地から戸建ての持ち家への流れがあったけど、
今、ローコストの超狭小や小型集合住宅で生活している人々は、
その後、どこで暮らすことになるのだろう。
見るからにローコストの住宅でも結構、長年住んでいるようだが、
想定されている建築サイクルから見て、そろそろ建物の寿命のはず。
今までの住民がまた同じようなローコストに建て替えるメリットは
あまりないだろう。老朽化したまま改修されない小型集合住宅も目につく。
その一方で、リフォーム・マンションは築30年前後でも家族が生活できる
広さがあれば、とんでもなく高い価格で、毎月の固定費も相当なものだ。