水を飲むとへばる、とは
水を飲む→血液薄まる→細胞内へも水が染み渡る→水たくさんあるじゃん、と勝手に血液の塩分を体外に汗として放出する → 血液中の塩分がなくなる→
低浸透圧の電解質失調と脱水でぶっ壊れる 一面正しいから手に負えない。                       

水を飲まなければへばらない、とは。
水飲まない→血液が濃縮される→細胞内から水を奪い取る→細胞は水不足だと思って汗を出さない → 辛いけど血液からの塩分喪失は減る→
本当に熱がこもって死ぬまではそこそこ動ける


高張性脱水と低張性脱水の違いですな。
塩分取って先に血液の塩分濃度を上げてやれば汗もそんなにかかないし、出した分補充しておけば苦しくもなく脱水にもならない。


日本人の平均食塩摂取量 10g/日 。

血液の塩分濃度      145(mEq/L)       約9g/L
生理食塩水の塩分濃度   154(mEq/L)        9g/L
味噌汁〃         150くらい(mEq/L)     9g/L
OS-1〃          50(mEq/L)        3g/L
スポーツドリンク〃    20(mEq/L)        約1.3g/L
汗の塩分濃度       (0-150mEq/L) 0-9g/L
塩吹いた昔梅干                   2g/個
塩アメなど                     0.1g/個とか・・
熱中症時の全身不足塩分量              平均で10〜20g


濃度を考えて適宜使い分ける。スポーツドリンクは熱中症予防には糖分多すぎといわれているので
半分に割ってから1Lあたり食塩小さじ1/2(3g)足してやるといいかも。汗の塩分濃度は暑さに慣れるまでが無駄に高くて危険といわれているけど。
塩が薄くなってきた感は気をつけていると大体分かる。運動しているときは塩分の過剰とか別に気にする必要はないと思うし。
運動量制限されてしまうのは本末転倒。塩分の過剰で高血圧ってのは数十年掛けて10-20と上がっていくだけなので別にまあたいした話でもないし、
脱水で腎臓壊したりすると本当に本末転倒になる。腎臓心臓悪くない普通の人間は1日30g程度の塩は軽く排泄する能力がある。超高温で炙られたり、水ももらえず失神するまで走ったりでなければ熱中症の問題は体温ではなく塩分不足。
頭炙られないように帽子も忘れずに。

いわゆる熱中症の状態で筋痙攣起こしたりするほどだと腎臓の機能は一時的に停止しているので果汁100%のジュースなどはカリウムの排泄ができなくて心停止の可能性あり危険。
ここまでくると何が何でも純塩水押し込んで腎臓を守らないと永続的な腎不全の可能性が高くなる。