B▼強姦鹿島社員、SM嗜好が首を絞め…防犯カメラの映像を周辺“クラブ”に配布▼

強姦(ごうかん)と強盗の疑いで大阪府警捜査1課に逮捕されたスーパーゼネコン「鹿島」大阪営業所課長代理、
桑田秀延容疑者(36)。逮捕のきっかけとなったのは自らのSM趣味だった。
家賃約4万円の3LDKの社宅で、妻子と3人暮らしだった桑田容疑者。1級建築施工管理技士の資格を持ち、
主に京阪神のオフィスビルや学校などの建築現場で監督を務めていた。
鹿島広報担当者は「勤務態度はまじめで、業務上で問題行動はなかった」とショックを隠せない。
しかし、桑田容疑者には「SMレイプ魔」という、もうひとつの顔があった。
「若い女性ばかり狙い、衣類で手足を緊縛し、自由を奪ったうえで犯行におよんでいた。
中には4時間もかけて異物を挿入するなど、SM嗜好の強い手口があった」(捜査関係者)
平成13年から3年間にわたって犯行を繰り返しながらも、逮捕を免れていた桑田容疑者だが、
府警が被害女性のマンションの防犯カメラに写った男の映像を、被害が30件と最多発していた淀川区内の
SMクラブに配布したことから、捜査が動いた。
同区内のあるSMクラブの従業員は「今月上旬に刑事が2人来て、『この男が来たら、通報してほしい』と、
カラーコピーの手配写真を置いていきました。同業者に聞くと、周辺のあらゆるSMクラブを回っていたようです」
と説明する。
そして18日夜、桑田容疑者が、同区内のSMクラブに来店。写真を見ていた店員が通報し、駆け付けた捜査員に
逮捕された。文字通り、自身の異常極まるSM嗜好が身の破滅につながった。
(ZAKZAK 2004/06/22)