G◆「鬼畜にも劣る所業」と無期求刑…鹿島元社員の強姦魔◆

大阪市を中心に相次いだ連続強姦(ごうかん)事件で、強盗強姦罪などに問われた
ゼネコン大手「鹿島」の元社員の男 桑田秀延(37)の論告求刑公判が23日、
大阪地裁(川合昌幸裁判長)で開かれ、検察側は無期懲役を求刑した。

論告で検察側は「被害者の恐怖心をあおって屈辱を与えた非人間的な犯行で、
鬼畜にも劣る所業。自己のゆがんだ欲望を満足させるためという、被害者の人格を
一顧だにしない動機には強い怒りを禁じ得ない」と厳しく指摘。
被告が「150件以上繰り返した」と供述していることなどから「本件は
継続的犯行の一部にすぎず、常習性が顕著で矯正はもはや不可能だ」と述べた。

論告によると、被告は昨年5月、大阪市内のマンションに侵入し、20代の女性を
暴行して現金16万円を奪い、約1週間のけがを負わせるなど、2002年3月から
昨年6月にかけ、暴力団組員を装うなどして女性計24人を暴行、現金を奪うなどした。
(ZAKZAK 2005/06/23)