>>677
横からでアレなんだけど「太刀は止めるのではなく止まる」の意味は、等速度云々がという事が
主眼ではなく、黒田氏の言によれば人体の構造上、両肘伸展を終始維持したまま肩関節を支点と
せず、胸も下方スライドしつつ振り下ろし、その際も終始手首の切り手のままで木刀を保持して
いたら、振り下ろしが終了した時点で自然と木剣は地面と平行になるという教えだったはず。

つまり、要はそうでなかった場合は「どこかで構えが崩れている」ので、素振りひとつでもキチンと
正しい稽古がしたいのなら、決して構えを崩すなという戒めの要因の方が大きい。
貴重な先人の教えを手前勝手に都合よく解釈するのは良くない。