石井某が声高に話す「オリジナル・ジークンドー」なるものは、テッド・ウォンが勝手に名前を作ったものです。

ブルース・リーの娘シャノンが代表を務めるブルース・リー財団(アメリカ)の公式サイトを見てもOriginal Jeet Kune Doなど一言も書かれていません。

1996年にニュークリアスという組織が、1967年以前のスタイルをジュンファン・ジークンドー、1967年以降をオリジナル・ジークンドーと定義したとテッド・ウォンがホームページに書いています。

決定そのものが完全なるミスなので、ニュークリアスはその後消滅しております。ジークンドーはスタイルではないというブルース・リーの思想に反しているため、当然です。

「ジークンドー」という名称は、アメリカでは娘のシャノンが権利を持っています。テッド・ウォンは、テッド・ウォン・ジークンドーという名前で勝手に商標を取り(現在は無効)、自分だけがオリジナル・ジークンドーを学んだ継承者と謳っています。

アメリカの商標登録サイトを見れば、誰でもわかります。

「ジークンドー」という名称の権利を日本で持っているのが、中村頼永氏です。

日本の特許庁のホームページを見れば、誰でもわかります。

ブルース・リーの真の弟子は、ジークンドーという名前が誤解を招かないように取り扱いに慎重で、流派ではないため団体名にも使いません。

ジークンドージャパンなど、もっての他です。ジークンドー・アジア(エイジア)も元々は、オリジナル・ジークンドーの名前だけ使いたくて、テッド・ウォンに弟子入りしたトミー・カラザースが以前使っていたものです。