現代の空手における技術と練習の発展は、あくまでも試合ルールにおいてという前提がある。
第1回大会が開催される前に普通に行われてきた金的あり、顔面あり、投げあり、締めありなどの対戦で、周囲が止めたり、相手が参りましたと言わない限り、続くスタイルなら、逆に黎明期の空手家たちのほうが強いだろう。

時代が違えば、稽古や練習をする理由が異なっているのが実情でしょう。
動機がシンプルに強くなりたいのと、大会で上位に入りたいでは、取り組み方も違ってくる。