そもそも相手を殺すために骨を切る理由ってあんまりないわけで。
正直、殺すだけならフェンシングみたいに突く方がよっぽど効率いいと思うんですよ。
致命傷を受けて実際に死亡するまで最も早いものは失血や呼吸困難あたりですから。
(神経系ダメージもあるかもだけど、あれなら鈍器の方が実践的だろうし)

手や胴を骨ごと切るなりするより、腎臓とか動脈あたり突いて失血死を狙うか、肺辺りをついて気胸を狙ったほうが致命的じゃない?って思うんです。喉元はよく分かんないですけど、切るより突く方が楽そうだなと素人的には思う。

肝脾と動脈傷つけない限り、四肢や腹切ったぐらいですぐ死にませんよ。そこから感染起こして腹膜炎→敗血症、で死ぬ感じ。

日本の剣道見てると、人殺す事を第一義にしていないように見えるんです。

地雷もそうですけど、命ではなく戦闘能力を奪う→死んでないので何とか助けようという人間が出て戦端が崩壊する危険性が出る+助けるための物資や人手が多く必要になるんで不利になる、って感じ。

そういうところ見ると、意外と戦術面だけじゃなくて、戦略面も考慮された技術なのかな?と思ったりもします。