>>725
【結果報告1】
先生に教えてもらったとおり言ってみたのですが、また反論されました。
空手部の友達が、「確かに刃物相手は難しいと思う。少し前に、剣道部に全速で突いてもらったらダメだったよ。
でも全くダメかというとそうでもないと思う。場合によってはチャンスがあるんじゃないかな。
例えばカウンターの蹴りだけど、突いて来るとき小銭やスマホなどを顔に投げつければ注意が逸れて蹴ることができるかもしれない。

それに、この練習は刃物相手のためだけじゃない。当然、刃物以外の攻撃をしてくる相手もいる。殴ったり蹴ったりしてくる場合もあるだろう。
そのときだってカウンターの蹴りは使えるんじゃないか。
この練習は、蹴りそのものの練習にもなるし、相手との間合いやカウンターのタイミングを覚えることになる。

それと鞄を盾にした場合にも使える。
刃物を鞄で受けることは有効な方法だけど、受けているだけじゃ、いつかはやられる。
反撃しなきゃ逃げられないよ。
こうして蹴りの練習をしておけば、鞄で受けるのと同時に蹴ることができるようになるだろう。
技を応用するためには基本の技をしっかりと身に付けておかなければならない。
そして基本の技はできるだけ応用範囲が広いものを選んで練習しようと思っている。

それに練習は攻守を交替してやっているから、刃物役にとっては短い武器を持ったときの練習になる。
素手の技と武器の技を同時に練習しているということだよ。
実戦になった場合、もし、武器の使い方を知っていて棒のようなものがあれば、素手で戦うより断然有利だ。
また、攻撃の仕方を覚えるということは、防御側になった場合、相手の攻撃の軌跡やタイミングが分かるので見切りやすくなるだろう。