【質問】
先生、僕の友達(剣道部と空手部)がいつも昼休みに護身術の練習をしています。
いろいろな技をやっていますが、ネットを見てパクッたものや自分達で考えたもののようです。
今日は対刃物術を2種類やっていて、新聞紙を丸めたものを刃物代わりにして型稽古をしていました。
一つ目は、下腹部にカウンターの蹴りを入れるというものです。
二つ目は、刃物を持った相手の腕を両手で掴むというものです。
僕はそれを見て「それは危険過ぎる。素手では無理だよ。実際にはどこを攻撃してくるのか分からないし、何度も連続で攻撃してくるぞ」と注意しました。

すると空手部の友達が「そんなことは分かっているよ。これは基本の練習なんだ。
空手の約束組手みたいなものさ。攻撃の本数、部位、強さ、タイミングなどを制限しておき、出来るようになれば徐々にステップアップさせるんだよ。
今は基本1本組手だけど、そのうち2本にしたり、自由1本組手にしたりする予定さ。
防具も欲しいので、安くて何とか使える物はないかなと考えている。
基本の技をしっかり身に付けてから使えるようにしたい。今の練習は初めの一歩だよ。」
と言われました。いつも言い負かされているので、何か言ってやりたいのですが…