>>661
>専門家の意見を確認するため、持っている護身術の安い本(クラブマガの松元國士著)を見たが、ほぼ同じことが書いてあった。
>ほかにも何冊か護身術の本を持っているが、多分、同じようなことが書いてあったような気がする。

確かにそういうことは他の護身術団体でも教えている。
が、それ以上に「使えない護身術」をメインに教えている。これが問題だとモンドは言っているのだ。
使えない護身術を教えることは罪だと言っている。これは倉本成春氏も同じことを言っているな(>>389参照)
なぜなら実際にナイフを持った犯罪者に襲われて、「俺は対ナイフ術を習っているから対処できる」
と勘違いして、実際には何もできずに死んでしまう恐れがあるからだ。
だから、「こんな護身術は使えない」とモンドは声を大にして、
わざわざ他の護身術団体の名前を出して(名前を少しごまかしてはいるが)警告しているわけだ。
クラブマガや剣やルークなどが教えている対ナイフ術は使えない、それどころか危険だと実証動画で何回も証明している。

前述したようにそれらの護身団体もモンドが教えている「護身として当たり前のこと」くらいは普通に教えている。
しかし、人間というのは「使える(と勘違いしている)護身技術や格闘技術」があると、慢心してしまうのだ。
つまり「俺は強いから多少無理をしても大丈夫」と。
自ら危険なところに近付いたり、危険を感じても逃げなかったり、助けを呼ばなかったり、
要するに戦おうとするわけな。もちろん、そんな人ばかりじゃないだろうけど。

モンドはなんども口を酸っぱくして「護身の9割は事前警戒、危険回避、逃げること」と教えている。
他の護身団体は逆で1割(多くても3割)くらいが事前警戒などで、9割くらいが体術などで「戦う方法」を教えているのではないだろうか?
そこが他の護身団体とは大きく違うところだ。