動画を見たので感想を書いておく。
夫婦喧嘩を止めた女子プロレスラーがケガをした話だ。
ある格闘家が事件についてどこかのマスコミにしたコメントを紹介していた。
そのコメントの内容は常識的でまともなものだった。
それに対し、モンドは「これはSSR理論そのものです」みたいなことを言っていた。
その格闘家はモンドの理論を習っていたのかな。
格闘家のコメントは正しいと思うが、はっきり言って格闘技の知識と一般常識があれば誰でも言いそうな内容だった。
多分、これと全く違うコメントをする武道家や格闘家は少ないと思う。
理論と言えば理論なのかもしれないが、格闘家の常識レベルの理屈を自分の理論だというのはどうなんだろうと思った。

モンド理論ですぐ思い出すのは、素手で刃物には絶対対処できない、注意するのが一番大切、スプレーが最も有効なのでいつも持つべし、くらいかな。

初心者向けの護身術の基本的な注意点を書いてみよう。
・危ない所には近付かない。
・常に注意しておく。
・危ないと思ったら直ぐ逃げる。
・それでも襲われた場合は、盾や武器として使える物は何でも使う。
・大声で助けを呼ぶ。
・素手の技は最後の手段。
・知っている技を護身目的以外で使ってはならない。
・催涙スプレーや防犯ブザーなどの護身グッズを持つ方がいい。

これは常識だろうと思ったことを適当に書いただけだが、こんな誰でも思い付くようなことは理論というほど大したものではないだろう。
あえて言うなら護身一般理論とでも言うのかな。これを自分の理論と言うのは無理がある。
専門家の意見を確認するため、持っている護身術の安い本(クラブマガの松元國士著)を見たが、ほぼ同じことが書いてあった。
ほかにも何冊か護身術の本を持っているが、多分、同じようなことが書いてあったような気がする。

別の本に、相手との距離を何mと3段階に分けて注意点や対処法を書いていたのがあったが、このレベルになると理論と言ってもいいと思う。

SSR理論とはどんなものなのか詳しい人は教えて欲しい。