このモンドという人と彼に傾倒している人が怖い。
まるで怪しい宗教の教祖と信者みたいだ。以前は批判、反論コメもあったが最近はそれもなくなった。
「モンド様」という扱いだ。

いや、ほとんどの格闘技・武術・護身術団体は怪しい宗教みたいなものだと思うけど。
自分が習っている、習っていたものこそ一番正しいと盲目的に信じている(もちろん例外もいる)。
だからこそモンドに「そんな技術は役に立たない」と否定されて最初の頃は目くじら立ててモンドを批判していた連中が多かったわけだ。

彼の言っていることが間違いとは思わないが「絶対に無理」というのはどうにも納得できない。
対刃物で素手で身を守ることは「絶対に無理だ」と言い切っている。
確かにいままでの格闘術や護身術の技術では無理かもしれない。
しかし、そこで「絶対」無理と言い切るのではなく、「だったら何か方法がないか?」と思案してみるべきではないか?
「いまは無理です。良い方法がありません。しかし、何かあるかもしれない。考えてみましょう」
こういう建設的なことが言えないのか。

「絶対に○○」と言うのは詐欺師や怪しい宗教の決めゼリフみたいなものだ。
そしてモンドも自分の護身論を否定されるとやたらとムキになって反論して、否定した人物を強引に論破しようとするか、「だったらもう勝手にしたらいい」と突き放す。
これじゃあ怪しい宗教や他の格闘技・護身団体と変わらない。

そして彼の最近の動画を見て大いに矛盾していることがあった。
「まさか」「ありえない」などと頭から否定してはいけない、と語っている。
https://www.youtube.com/watch?v=btyN8qOVZ4I&;t=1228s
だったら刃物に対して素手で身を守ることも「まさか」「ありえない」などと頭から否定してはいけないはず。
でも彼は「絶対に無理」と全否定している。

格闘技でも護身術でも日々進化している。
彼自身の護身理論も「絶対に無理」「ありえない」とそこで思考停止するのではなく、いままでにない方法で「可能だった」「ありえた」にしようとは思わないのか?

youtubeのコメント欄に書き込みしたかったが、モンドとその信者に脊髄反射的に全否定されるか笑われるか無視されるかだろうからしなかった。