透明なは出版後
師弟絶縁して了った問題作だし真に受ける物ではないよね。一アングルから管見して愉しむ冒険活劇としては中出来カナ。
ここ大手振って勘違いするメンツが多いけどあのテの迷著は武術家本人の信憑性(のみ)に還元される問題と限らないんよね。聞き書手や読手が自分の都合で情報を切貼りするから伝言ゲームが混線する訳。
木村タツオが嘘書いた可能性もあるから武術家自体が信頼できんって論理のセンもあろうけど木村タツオは嘘吐きというか頭が悪いってパターンだしそも武術家でないしさ。

>824物事の来歴って
これまあ武格業界でもそうだけど
多様な変遷を経(そして飽迄現時点で)目下のフェーズに到っている
というジェットコースタな見方が世間的に余りされん傾向があるよね。最初から今の関係性ありきとか思込んで了っとる。
タイムスケール大きな話しだけど911軍事衝突の起きた時米国土先住民族はテロと騒ぐ政府や国民に呆れていたんだよね。あんたらのテロでなかったのかと。
物が見えている彼らにとっては最初に米国ありきなどでなかった。イラクも夙うに別国家。世界は常に変動している。こういう認識って大事でないかな。
合気道史(前史)一つにしても神田区という今はなき地政的括りでみてゆくと色々新たな光りが当たってきたりするしね。入間県でいえば後に群馬県(や栃木領の一部)と統廃合されて熊谷県となった。
ここに新たな交流や複雑な伝承が生まれたんだ。

>縮地

山田八郎(山田治朗吉の師)の伝承という(オー)パーツなら散見するけどね。まだ史料上ハッキリ体系を括出すまでには至らない感じだね。

>佐川師の事「弱かったんだろ」「オレは超えてしまったんだよ」と

彼結局なにも実体験してんからね。最も大東流を信じてん人種だ。それが自分でもわかり切っているから決してオープンな場に出てこようとしないんだよね。

>826着衣で投げるとか佐川師せなんだね。あれ戦前派の合気道系と交流した大東流が飽迄演武で始めたものだし佐川師は否定的だったよ。
後年演武に採用したらしいけど。着衣で投げるのはここでもご芳名の出とるレベルの異なる方が本当にされていて壁に叩きつける烈しい技だったんだ。演武だと受がそこまでしたがらんしね。
これは軸ができんと不可能な業だね。軸ができとる基準は裸絞めで全力で絞められてそのまま振向いてしまえるという物になる。