>>190
勝負の流れで受けなきゃやられる場合は受けざるを得ません。
この場合、峰で受けると刀が折れる可能性があるので、
刃がぼろぼろになるのを覚悟で刃で受けることになります。
が、可能な限り、鎬ですり上げたり、流したりするべきだとは言えます。

古流でも竹刀での試合を意識した型は受けが多かったりします。
新陰流の本伝とは別伝の試合勢法も
江戸時代に、一刀流や直心影流が防具・竹刀打ちを初めて流行し出したので、
竹刀剣術に対抗するために長岡桃嶺が新陰流外伝として創始したと言われています。
なので、試合勢法には、袋竹刀の刃の部分で相手の太刀をたたき落とすような形とかがあります。
真剣勝負よりも竹刀などでの試合を意識したものであることは明らかです。