【拳聖】再考・拳道会&中村日出夫【空手十段】
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>>260->>263
まずは、誕生日おめでとうございます。
智慧の神様が下りて来たそうですから、更に頑張ってもらいます。
さて、腕がらみで投げるのは確かに固い流派の柔術にはありますが
こちらの想定外でしたね。発想は素晴らしいけど
腕がらみと小手返し投げ、四方投げは忘れて下さい。
内受けは敵の右順突きに対して右手での撃ち受けを想定しています。
接触は一回で十分。場合によっては接触しなくても良いけれど
それは更に奥の柔の教えになりますのでここでは扱いません。 さて、敵の突きの処理の仕方が全く伝わってないので、今回は少し変形します。
敵が手刀で上段から思い切り振り被って斬撃してきたとして
敵の勢いや動きを一切殺さず、その勢いを利用して敵を一回転させて投げるにはどうしたらよいのか?
この様に限定させれば伝わるでしょうか? 突きに関しても待ったく同様の処理をします。
それぞれ右手での外受け、内受けで考えてみて下さい。
接触は一回だけ、右手内受けで考えた方が分かりやすいですよ。その意味では
>やはりどうしても>>241の1.「相手の右突きを右手で外受後、右手で掴む」が、一番スムーズに行く。
>被弾しづらいし、キャッチ後も相手の左手が怖くない。
この考え方は正しいと思います。しかし、いきなりの外受けからの投げは会得し辛いでしょう。
今回はお誕生日という事だし、練習仲間が居られるようなので特別に
エッセンスだけを取り出したシミュレーションを紹介しますので、良ければお仲間と実験して下さい。
なお、敵の左手左膝による攻撃は今回は考えないものとします。
1、敵、右足を一歩出し、右半身、右手で手刀斬撃(一撃のみの突き)を繰り出す
2、我、右足を敵の足幅中間あたりより少し深くに踏み置き、左足を敵左足外側後方に置く
3、その体捌きの際右膝は地に就く様にしゃがみ左足は立て膝で
身体は敵右半身に対してこちらも右半身になります
4、この半分伏せる様な体捌きをあるタイミングで行うと、敵の身体の中で
敵が自ずから前方に飛び込みたくなる様な体の崩れ方が起こります。
その他移民を研究し、正しくとらえるように頑張って下さい
5、これが理解出来たら、右手内受けで上段よりの斬撃を処理するには
どうすれば良いかを研究して下さい。それができたら突きの処理です。
6、内受けはガッツリと受ける必要はないです。ふわっと触れながら敵の動きを断裂させない動きが必要です。
7、それが出来るようになれば、外受けで、敵の身体内部に同じ変化が起こるような動きを
敵の外側での体捌きで起こせるようにする為にはどうすればよいか研究して下さい。 始めはゆっくりと、だんだん速い動きで練習すればよいでしょう。
敵の攻撃を引き出し引き寄せ乍ら行いますが、
敵の内懐に入る時には敵の左手や左膝のカウンターを未然に防ぐ口伝があります。
この口伝がなければこの技は危険なだけで成立しませんが、
今回はただの実験ですし、最終目標は外受けで、敵の外側に身体を置く捌きが目標ですから
その辺りには触れないでおきます。外受けだけなら工夫次第で十分に実用に耐えると思います。
もしも気に入って戴けたなら、ぜひ、そうした敵の意識を操作する研究もして欲しいと思います。
以前にも書きましたが、自分は古流柔術出身で、今回の技は古流柔術の物ですが
唐手を学んだ時初期の方で学ぶ型の中にも応用としてあります。
敢えてその型の名は書きませんので、頭を柔らかくして探してみて下さい。
唐手は子供の頃に近所の沖縄出身のおじさんから型を2つ学んだだけですが
これが唐手の全てだと想って一生忘れないようにと教わりました。
しかし場が楽その意味が分からない日々が続き、子供の頃の事は忘れかけ大人になって古流柔術を学び
たった2つだけの型にどれだけの高度な教えが込められているのかに気付いた時
唐手という武術ののポテンシャルの深さに畏れさえ抱きました。
これからもぜひ、唐手を楽しみ、唐手という教えの深さを追及して戴きたいと思います。頑張って下さい。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています