古流柔術やってるけど俺の流派では「三人捕」っていう多人数捕りがある。
師範と一対一での稽古だから一度もやったことがないんだけどね

江戸時代に実際に多人数捕りをした我流派の伝書読んだところ多人数捕において投は二の次で基本は間合いを取りながら隙をみて当身と書いてある。

他に自分から組み付くな、相手に組み付かせるな、絞技、固め技及び寝技は絶対に使うなと書いている

絞め技は〆落とすのに時間がかかり不覚を取るからという理由
寝技については道場内の乱捕だけにしろって書かれてる。

学生時代に喧嘩強い奴から教わった複数に対する心得も似たようなものだったな。

おおよそこんなもんであとは場数を踏むしかないんじゃないの。
あとはやっぱり逃げ道確保かな?

戦後すぐの神戸で多数の朝鮮ヤクザと戦った人の話を知ってるが逃げ回りながら数人ずつ倒して数を減らして最後は狭い路地裏に入って残りを当身で殺したらしい。
たしかそれで23人中17人死んだとか。