こちらの冒頭に実に昭和風味なことに十人掛けと銘打った
https://www.sukima.me/bv/t/BT0000318080/v/1/s/4/p/0
描き手側も十人組手なのか多人数掛けなのか中途半端に弁別できていない
牧歌的な握手会が表現されているのだけど
明治年間から全国の道場を隈なく廻り
実力日本一とも畏敬されたさる古老のいうには
こういったコントは戦後
ジョンウェインの西部劇や
近代戦の爆撃で複数の人間が放射状に散り飛ばされるイメージから
誤って造形されていったものらしい。

少なくとも昭和初期以前の三対一の掛かり竹刀稽古などでは
上位者が圧倒的戦力をもって蹴散らすような風景はまずなく
竹刀の横払いと横面抜き胴を往復する動作で二人を制し
残り一人に当たるような多勢の不利を逆手にとった戦略が必ず展開されていたとか。

上位が下位三名を掛からせるのは実力差を誇示するのでなしにこの戦理を痛感してもらうため。

動き廻り続ける限り往古の戦果に追随するのは難しいと思う。仕太刀は常に二人を単位に相手にするものなのだろうと。

>>266だろうね。

>>267ソーシャルな範疇の装備だとパンチング(キッキング)ミットを構えて徐に包縮→窒息その他?が最も個側が状況を悪用しがたいスタイルでないかな。

この場合包囲側の低い機動性を逆用するスタイルも成り立ち得るけど。

>>317スポーツチャンバラがわりとメニューとしても行なっていたりする。しかも彼らは迅い。彼らの包撃になれるとこれはまあ傍道に過ぎないけどはっきりいって並の多敵は戦略ぬきで捌けてしまう。