高橋佑汰のスタイルは顔面ありでもなしでも通用する全く新しいこれからのフルコンタクト空手のスタンダードを作ったと思う。
あのステップや構えノーモーションを意識した技は、伝統派のナショとの練習で意識して身につけた技術だろうがこの先、高橋のスタイルがより改良、進化されれば将来、極真版の堀口のような選手も生まれるかもしれない。

ただ決勝戦の最後の技ありは、相手のバランスを崩した所でポイントするのではなく、どうせなら伝統派となじで転かした相手に明確な突きなり蹴りの寸止めを入れるまでをポイントにすべきだと思う。
そこは、松井派の新ルールの今後の改良すべき点の一つだと思う。