>>757 王樹金さんという中国武術家が昭和39年自衛隊の拳術教官にお腹を殴らせたら、その教官はその一撃で手首を骨折したそうです。写真が残ってます。

時代はもう少し前と思うけど、アメリカのボクシングヘビー級チャンピオンが確か台湾に行ったとき、中国武術の達人と聞いてエキシビジョンマッチをやろうとしつこかったそうです。

そこでそこでもチャンピオンにお腹を叩かせて、自分も一発叩いたら、試合はなくなった。ボクシングが強いのならやめることはないよね。

また、大気拳の澤井健一さんは、中国に行った時、柔道4段、剣道、居合道5段(間違ってるかも)で、やはり達人(王向斉さん)がいると聞いて腕に自信があった彼は試合をしてもらったところ、襟を持たせてもらってもまったく歯が立たなかった。

それで1週間通いつめて弟子にしてもらいました。あれ、柔道のほうが強いのでは・・・。これは紛れもない事実。

その達人、王の先生である郭は、武術で人を殺してしまって廊に入れられ、手枷まではめられていました。釈放されるとき、「これだけ長いこと廊の中だと腕も鈍っただろう」といわれ、その手枷のまま壁をぶちぬいたそうです。

また、八極拳の李は傍から見るとポンと肩を叩いただけのように見えたのに死んでいたと。十数人殺しているようです。

中国拳法は型だけ見れば意味がわからないことも多いし、実際本当の力をつけるのはとてつもなく大変で、時間がかかり、昔は他にやることがなかったからそういう達人が育ったと言われています。

一撃で殺せるほどの威力を身につけるための体系なのではないでしょうか。