遭難事故は歴史上何人もの犠牲者を出してきた。一方で、数十日、時には百日以上におよぶ漂流生活の末に生還した人もいる。
彼らは、過酷な環境をいかに耐えたのか。

『漂流者は何を食べていたか』(新潮社刊)は無類の「漂流記マニア」である作家の椎名誠氏が、
生還した漂流者たちが残した書物を読み解き、生死を分ける大きな要素である「食」に注目する。
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