幽霊の話では無いですが、ゴムボート15psでライトトローリングしてたときのことです。
潮目を見つけながら走ってましたが、前方の海面が盛り上がってました。
ナブラと確信してそのまま直進しました。
そしたらボートも下から突き上げられて不安定になったのでスピードアップして離脱しようとしましたが、どう変針しても鰯の大群はゴムボートの下を離れません。そのうち「ゴツンゴツン」と船底を何かがぶつかります。
だんだん恐ろしくなってきて、備え付けのオールで水面を叩いたら、ボートの下にいた小魚がジャンプしてボートの中に降ってきた。
最初は「漁夫の利〜」と喜んでいたんですが、
降ってくる量が半端なくてボートが不安定に傾きだしました。
防火布バケツですくってかき出しましたが、今度はかきだした小魚にイルカが飛びついてボートに体当たりするわ、真上を飛ぶわで大変なことに。
まともにイルカがボートにおちてきたら、絶対投げ出される恐怖を味わいました。
以来、ゴムボートでトローリングはしません。
黄色い船体でしたが、小魚の鱗で銀色に輝いてました。