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http://mainichi.jp/area/mie/news/20090502ddlk24040190000c.html
四日市のパラグライダー墜落:市、無許可着地を黙認/三重/2009.5.2
◇愛好家らに使用中止申し入れ
四日市市水沢町の市水沢市民広場(通称・星の広場)そばで4月30日
に起きたパラグライダーの墜落事故で、同広場をパラグライダーの着地点
として使用することを、市が長年にわたって黙認していたことが分かった。
管理する市教委は黙認していたことを認め、無許可で使用していた地元
のパラグライダー愛好者クラブに、広場へ着地しないよう申し入れた。
広場は一般開放されているため、一歩間違えば市民を巻き込む可能性が
あり、市の管理責任が問われている。
市から申し入れを受けた愛好者クラブは、5月末までの飛行を自粛する。
同室は「安全面から広場への着地は好ましくない」との考えを示しており、
7日にクラブ代表者と話し合う予定。
事故は30日昼過ぎ、に発生。神奈川県から来た大工の男性(64)が
広場から北西へ約2・2キロの雲母(きらら)峰上から飛行し、広場北
約50メートルの雑木林に墜落して死亡した。
広場近くに住む男性は「休日には、パラグライダーがよく飛んでいる。
風に流され住宅地の上まで来ることもある」と話していた。

日本パラグライダー協会(事務局・茨城県石岡市)は「人の頭上を飛ぶスポーツ。
公共施設なら必ず許可を得て、民地なら借りる契約をしたうえで、十分に安全対策
を講じて利用するのが当然」と話している。
【井上章】