総務省九州総合通信局は、2006年に発行した「ルールに反した電波利用は社会に迷惑
をかけています」との見出しをつけたパンフレットで『パラグライダー競技大会の事務局運営
のためのアマチュア無線の利用は、電波法令に規定されるアマチュア業務の性質に照らし
不適切である』という公式見解を示している。
また、中国総合通信局は、2006年「管内で開催されるハングやパラ大会等にアマチュア無線
が利用されることが多く、このためアマチュア局の目的外通信等の申告があり、当局では各県
のハングライダー連盟・スクール等に訪問し、アマチュア局の適正利用やハングライダー等への
利用を目的としたスカイレジャー用無線局の開設・利用を指導した」と報道した。
(2010/10現在、公式に報道したのは、2総通局のみ、北海道はQ&Aで周知・啓蒙)
従って、この種の通信にアマチュア無線を用いれば、「集団で悪質」な電波法第52条(無線局の
目的外使用の禁止)に違反した通信となる。(公認大会より開催件数が多い草大会は影に隠れている)
(不法無線局の参加も考えられる)(総務省は「不法無線局=犯罪」と広報している)
【100万以下の罰金または1年以下の懲役の対象となるが”営利目的”の「集団の悪質な違反行為」
であってもやさしい注意となる】
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>アマチュア無線の運用について・・2005年
>最近、無免許でアマチュア無線を使いながらフライトすることについて、当局からの注意勧告がありした。
>愛好者の皆さんは、まずアマチュア無線の免許を取得し、法令の範囲内で適切な運用をおこなってださい。
>また、JHFの公認/後援大会では、必ずスカイレジャー無線を使用してください。
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>■JPA競技事業部・大会参加のパイロットの皆様へ:2005年
>この度は、JPAの大会へのご参加誠にありがとう御座います。
>このたび、 総務省・関東総合通信局・電波管理部との話し合いにより、大会におけるアマチュア無
>の使用は業務目的との解釈・指摘を受け、アマチュア無線の大会での使用は不可能となりました。
>当面すぐの大会で業務無線をパイロットの分全て取り揃えることは無理があります。